高良区豊年祭 2017
2017年10月7日 八重瀬町 高良区で敬老会を兼ねた豊年祭が行われました。
豊年祭は県内の各地域で行われていますが、豊漁や五穀豊穣に感謝するという共通点はあるものの、地域によってその形は様々なようです。地域住民以外は参加不可とか、撮影禁止とか、ルールも様々です。
今回お邪魔した高良地区の豊年祭は敬老会と合わせて行われ、とってもハートフルな豊年祭でした。
本土では神道の「新嘗祭」を祝日化した「勤労感謝の日」がこれに当たると思いますが、豊穣をもたらしてくれた神様やご先祖様に感謝、と言うよりも「働く人に感謝する日」という認識に変化してきている気がします。沖縄の豊年祭は今でも神さま、ご先祖さまに感謝するお祭りとして受け継がれています。
とは言え、高良区豊年祭は孫が舞台で元気に踊る姿を見て拍手するオジーやオバーの笑顔や、そのオジーとオバーたちに教えてもらった踊りを披露する姿など、敬老会と地域の人たちの大切な親睦を交わすお祭りとしても、とても盛り上がりました。
花笠躍り『高良ボンボン』は、高良区の伝統芸能で、特に大切に伝えられています。神さま、ご先祖さまも笑顔で見ていてくれたことと思います。
高良区の皆さん、取材対応ありがとうございました。また来年も皆さんの元気な姿を見せてくださいね。
あ、ミカン戴いたオバちゃん! ありがとうございました!