真玉橋は、かつて尚真王が1522年に架けた橋で、王都である首里と南部とを繋ぐ大切な橋でした。
1707年に木の橋から石の橋へ架け替えられた真玉橋は、大きな曲線のアーチが5つ連なる他に類を見ない構造の橋でしたが、1945年沖縄戦で破壊されてしまいました。
しかし、戦後、新たに架け替えられた橋を改修する際に、戦前の真玉橋が発掘され、今ではその遺構が橋の両岸に移築保存されています。
真玉橋は今でも豊見城市と那覇市を結ぶ大切な橋の1つとして、多くの人や車が行き来しています。
過去の沖縄を伝えてくれる真玉橋は、過去と未来の懸け橋であるのかもしれません。
映像提供:FMとよみ