沖縄本島南部、知念半島の東約5kmに位置する久高島。
面積1.39平方キロ、周囲7.75km、琉球石灰岩からなる低平で細長い島。
久高島は琉球開闢(かいびゃく)の祖、「アマミキヨ」が降臨した地とされ、「神の島」と呼ばれている。
島の生活は半農半漁で、かつては奄美諸島から八重山諸島まで出漁していた。
現在は、近海での漁業が主になっている。
外間御殿(フカマドゥン)は島にある祭祀場の中でも最上位にあたる存在。
久高島は島自体が聖域であり、男子禁制の聖地が現在も残る。
年間に27回の祭祀行事があり、とくに12年に一度行われるイザイホーは有名。
美しい島の自然にふれると、神々の存在を感じることができる。