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波上宮 なんみん祭2017(一日目)
2017年5月20日
那覇市若狭の波上宮(なみのうえぐう)で「なんみん祭」が開催された。なんみん祭は毎年5月17日の例大祭とその前後に、神幸祭、沖縄角力大会、琉球舞踊、演舞大会、のど自慢大会、ビーチ綱引きなどが行われる地域の人たちが守り続けてきた大祭だ。
地元の人たちは波の上を「なんみん」と呼んでおり、なんみん祭は琉球王朝時代にまで遡る歴史を持っている。琉球時代には寺社通りである波の上通りは大変賑わっており、年に一度のなんみん祭には道路を埋め尽くすほどの参拝者が訪れた。更に『琉球王府の信仰も深く、王みづから毎年正月には列を整え参拝し、国家の平安と繁栄を祈るなど朝野をあげての崇敬をあつめ、琉球八社(官社)の制が設けられるや当宮をその第一に位(くらい)せしめ、「当国第一の神社」と尊崇された(波上宮webサイトより引用 http://naminouegu.jp/)』とされている。
波上宮は戦争によって鳥居と灯篭の一部を残し全焼したが、昭和28年に御本殿と社務所、同36年に拝殿が再建され、平成5年に行われた『平成の御造営』で御本殿以下の諸社殿が竣工したことにより、慶大整備が完了している。