沖縄の4月・5月は一風変わった植物の様子を見ることができる。
トックリキワタという落葉高木で高さは最大20mにも達する。
トックリキワタという名前の通り、幹が徳利の形をしており
幹には鋭いトゲがあるが、古くなると取れてなくなる。
実はアボカドの様な見た目をしており、熟すと実が割れて中の綿のみが残り、
風が吹くとふわりふわりと飛んで行く様子は、雪や桜の様にも見える。
原産地は南米で、沖縄には1964年に天野鉄夫氏がボリビアから種子を持ち帰ったのが始まりで
現在、おもろまち駅に彼が持ち帰ったトックリキワタが植えられている。