名護市 真喜屋集落散策サガリバナツアー
2017年7月15日 名護市の真喜屋集落で「真喜屋集落散策&サガリバナツアー」が行われました。 古民家の宿「とくすけやー」で体験できる「真喜屋集落散策」と、 毎年6~7月に同じ集落で開催される「サガリバナの観賞会」がコラボレーションした季節限定のイベントです。
真喜屋集落散策は、地域住民の方々がガイドとなって案内してくれます。季節や当日のガイドによってコースに変更があるそうで、何度訪れても新鮮で楽しいかもしれません。
さて、今回案内してくれたのは新崎さん。伝統行事に使う場所や、そのへんに生えている植物の説明や、夕日スポットなどめぐりましたが、個人的にド肝を抜かれたのが、なんの変哲も無い公道から、なんの目印も無い茂みに入って行き、太い大アカギの木のある場所に案内されたときはびびりました。公道からいきなりやんばるへ『どこでもドア』かよ! と。
サガリバナは熱帯から亜熱帯地域に分布する花で、主に湿地に育ちます。甘い香りを放ち、夜に咲いて朝に散ってしまう儚い花ですが、その儚さだけに優雅で高貴な姿をしています。沖縄県では夏の風物詩として親しまれていて、あちこちで鑑賞会などが開かれていますが、ここ真喜屋のサガリバナは『舞香花(モウカバナ)』と呼ばれ、特に美しいと、毎年夏には訪れる人が後を絶ちません。ちなみにサガリバナの鑑賞スポットは個人宅の敷地内で、家主さんの好意で一般公開されています。夜間ということもありますので、訪れる際にはマナーを守って行儀よくお願いします♪
新崎さん曰く、
「サガリバナは夕方から夜にかけて咲くから、みんな夜に見に来るけど、実はオススメは早朝! 朝5時くらいから空が明るくなってきて、ギリギリ咲いているサガリバナを明るい状態で楽しめるよ!」
とのことでした。朝7時までには咲ききった花がだいぶ落ちちゃうので、落ちるまでのわずかな時間に楽しめる贅沢なひとときだそうです。ツウですね!
甘い香りとともに夏の夜を彩るサガリバナ、夏の沖縄を散策するなら是非行程に入れて欲しい、超お勧めスポットです♪
真喜屋集落散策&サガリバナツアーについては、毎年6月後半から7月中旬までの開催となっていますが、開催日程や参加費用等は『羽地ネットワーク(とくすけやー)』さんまでお問合わせください。
羽地ネットワーク(とくすけやー)
〒905-1143 沖縄県名護市字真喜屋 407番地
TEL: 0980-43-6821 FAX:0980-43-6823
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