中村家

中村家住宅は戦前の沖縄の住居建築の特色をすべて備えた建物です。現存する建物は18世紀中頃に建てられたと伝えられています。
建築構造は、鎌倉・室町時代の日本建築の流れを取り入れ、独特な住居建築になっています。沖縄本島内でこのように屋敷構えが、そっくり残っている例はきわめて珍しい例です。当時の上層農家の生活を知る上で貴重な文化財となっています。