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空手ニュース

 

  • 24.-2012年6月19日-



    沖縄県高校総体 空手道

     女子個人形は島袋綾華(コザ2年)が初優勝した。決勝の相手山川華蓮(名護1年)は、
    予選同組で0.1点差で敗れた相手。「相手は1年生なので勝たせたくなかった」と、
    勝利に笑顔をみせた。
     決勝、準決勝で見せたチャタンヤラクーシャンクーは、キレとスピード感が自分の
    イメージに近い得意形。「大会だと、まだ緊張して硬くなってしまう」と
    思い通りの演武ではなかったが、これまでより力が抜けて動けるようになってきた。
     九州大会に向けて「落ち着いて自分のペースでやって優勝を目指したい」と意気込んだ。
    男子個人形決勝は、又吉健斗(首里)が棚原武蔵(沖カト)とのスーパーリンペイ対決を制し、
    初優勝を決めた。昨秋の新人大会で棚原に悔しい負けを喫していることもあり
    「ここで優勝するために頑張ってきた」と、力を出し切った充実感に浸った。
     最初の突き3本は決まったが「スタミナ不足で焦ってしまい、形の後半は決まらなかった」と
    反省。九州大会に向けて「新人では準優勝だったので、次は優勝したい。全国もベスト8以上に
    入って先輩たちを超えたい」と意気込む。そのためにも「形の練習をもっとこなしたい」と
    課題を挙げた。

    2012年6月3日 沖縄タイムス掲載 
    女子個人形決勝で優勝を飾ったコザの島袋綾華(左)と、男子個人形決勝で優勝を飾った首里の又吉健斗(右) 


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