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空手ニュース
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2.-2010年8月19日-
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美ら島沖縄総体に見る沖縄空手 -沖縄尚学院高等学校-
沖縄で初めて全国高等学校総合体育大会が開催された。
「美ら島沖縄総体2010」と銘打ったこの大会では、若い情熱を爆発させる熱戦が7月28日~8月20日までの23日間、29,000人の選手団が全国から集い29競技が行われる。「青春届く君の風 みなぎる闘志が夏に輝く」の大会横断幕がひときわ目を引く。
開会式を飾ったのは沖縄尚学院高校生600人による空手演武であった。
沖縄市の県総合運動公園の競技場全体で繰り広げられた空手演武は圧巻で、沖縄らしい高校総体の幕開けにふさわしい感動的なシーンであった。
沖縄尚学院高校は県内でも早くから沖縄空手を体育の必須科目として取り入れている高校の一つである。
名城理事長は、「沖縄の空手を週2時間体育の必須科目として位置づけ、1年から始め、3年で卒業する時には全生徒が黒帯になって卒業させたい」と、抱負を語っていた。
空手の時間には著名な沖縄空手の先生が指導に訪れ、「『健全な精神は健全な肉体に宿る』をモットーにこれから世に出ていく若者たちに、沖縄の先人達が長い歴史の中で育て伝えてくれた「沖縄空手」の真髄というか、その素晴らしさを、ぜひ正しく習得してもらいたい。
文武両道を目標とする沖縄空手において学校で沖縄の将来を担う若人にその素晴らしさを伝えることが出来ることは私達にとってもワクワクするような大きな喜びでもあります。」と語っている。