日本各地で梅雨入りの予報が続く中、
2018年5月8日㈫に沖縄は一足早く梅雨入りとなりましたが・・・沖縄は連日の小雨傾向が続き空梅雨が続いています。
本日、2018年5月30日㈬時点
沖縄県企業局によると県内にある11ダムの合計貯水率が47.1%と例年値を大幅に下回っています。
県内11ダム(福地・荒川・安波・普久川・辺野喜・漢那・羽地・大保・金武・倉敷・山城) →かつて、河川水や地下水が中心だった沖縄の水源は規模が小さく水の確保が厳しい状況だったが、国と県で11のダムを開発し沖縄の厳しい水事情の緩和に努めてきた。ダムは、降雨の影響が比較的小さい水源といえ安定供給の体制が確立されてきている。(沖縄企業局より)
安定といわれるダムですが、映像にある県内最大のみずがめをもつ福地ダムでも、36.2%と岩や赤土が露出し深刻な状況です。
県内各地でまとまった雨が降らず、農家では地割れや作物が枯れたりと水不足が原因で、住民の生活にまで影響を与える恐れがあります。
沖縄気象台では、31日から向こう1週間は、梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多い。と予報され、県の水道水と工業用水事業を運営する沖縄企業局の小島さんは、「明日からの雨を見込み、県民の皆様には水をこれまで通り大切に使って頂きたい。」と呼びかけています。