2018年6月22日 沖縄県那覇市泉崎の琉球新報ホールで
沖縄伝統空手のユネスコへの無形文化遺産登録に向けた「沖縄伝統空手シンポジウム」が開催されました。
開式の挨拶 沖縄伝統空手道振興 副会長 佐久川 政信
空手団体や識者、県の関係者がユネスコ無形文化遺産登録について「沖縄の誇りになる」と実現の意義を共有しました。
元県知事の稲嶺恵一氏は 遺産登録について
「学術的に分析した資料が少ない 地道に積み上げていく必要がある」と指摘し、
「ブラジルの格闘技カポエイラも無形文化遺産に登録された。空手も多くの可能性がある」と語りました。
意見交換で国際沖縄剛柔流空手道連盟の東恩納盛男最高顧問は「沖縄文化で最も普及しているのは空手」と述べ・・・
沖縄伝統空手道振興会の喜友名朝孝理事長は「伝統空手を保存、継承するためにどうしても遺産登録したい」と強調しました。
県立博物館・美術館の田名真之館長は「空手は日本を代表する武術だ。文化的価値は高い」と指摘しました。