今年5月4日(木)鹿児島県徳之島伊仙町で『第19回全島中量級優勝旗争奪戦』が行われた。徳之島闘牛の歴史は約400年前にさかのぼり、奄美群島の中でも特に闘牛については有名な地域だ。当時は農耕用に使われていた牛が縄張り争いをする様子を見た島民が、娯楽の一環として始めたのが起源と言われている。
出場する牛は、チャンピオンで無敗の横綱「力道山(牛主 竿津脇牛友会)」をはじめとする20頭。
力道山は、同じく横綱で現在連勝中の「作山白宝(牛主 作山宝重)」の挑戦を受けた。約15分続いた激闘を制したのは東の横綱力道山、昨年に引き続き『全島一横綱』の栄冠に輝いた。
次回は記念すべき第20回となる。大横綱力道山を破る猛者が現れるのか、今から楽しみだ。