沖縄ではうりずんの季節も終盤を迎え、本土より一先早く梅雨入りとなりましたが、県庁や那覇市役所などが立ち並ぶ市街地でも多くの種類の花を見ることが出来ます。
うりずんとは、「潤い初め」が語源とされる。冬が終わり大地に潤いが増してくる時期2月~4月のことをいうが、本土の春とは趣が少し異なる。若葉がいっせいに咲き、草花はその彩りを増して、大地を潤していく、そんな様子が目に浮かぶ言葉。(沖縄大百科)
梅雨入りとなると雨のイメージが多いですが、沖縄の梅雨時期といえば1番にオレンジ色に輝く「ホウホウボク」の花を街中のあらゆる所で見かけます。
デイゴ・オオコチョウとならび、沖縄の三大花でもあるホウホウボクは、中国に伝わる鳳凰という空想上の鳥が似ている事が名前の由来とも言われ、鳳凰木とも書きます。
他にも色とりどりの花が沖縄の街路樹を鮮やかにしています。