沖縄の梅雨明けの風物詩といえば「ハーリー!!」
ハーリーは毎年旧暦5月4日行われる沖縄県の伝統行事で、地域によっては「ハーレー」と呼びます。
ハーリーは、サバニという沖縄伝統の漁船に乗り込み、速さを競いながら豊漁と船の安全を祈願します。
県内最大規模の那覇ハーリーをはじめ県内各地で様々な地域で開催され、地域によって競漕のルールから規模の大きさなど多様で楽しめます。
コロナ禍でハーリー行事の中止が相次いでいますが、今年は過去のハーリーの映像を観ながらお家でハーリーを楽しみましょう!!
【豊見城ハーリー(豊見城市)】
前に南山王であった汪王祖(わんおうそ)が留学先の中国から帰国後、
龍船を作り漫湖に浮かべ五穀豊穣を願い龍船競技をしたのが始まりとされています。
場所:豊崎海浜公園(美らSUNビーチ北側)
問い合わせ:豊見城龍船協会 090-8291-4909(赤嶺)
過去の映像はこちら↓
【名護市長杯争奪全島ハーリー大会(名護市)】
「ハーリー甲子園」として県内最多参加団体数を誇る職域ハーリー大会。
180ものチームが参加し白熱したレースを展開しています。
競技者はもちろん応援する人にも熱が入る沖縄の夏の大イベントの一つです。
場所:名護漁港
問い合わせ:名護市観光協会 全島ハーリー大会実行委員会事務局 0980-53-7755
過去の映像はこちら↓
【糸満ハーレー(糸満市)】
毎年旧暦の5月4日に糸満漁港内で海の恵みに感謝し、
「大漁」と「航海安全」を祈願してハーリー行事が行われています。
場所:糸満漁港中地区
問い合わせ:糸満ハーレー行事委員会 098-992-2011
過去の映像はこちら↓
【奥武島ハーリー(南城市)】
毎年旧暦の5月4日に「豊漁」や「航海安全」、「島の繁栄」を祈願して開催されています。
島の中心にある奥武観音堂での「御願ハーリー」から始まり、区民が東西に分かれて行う「本バーリー」では
漕ぎ手が橋から海へ飛び込み船に乗り込みスタートする「流れ船」途中で船を転覆させる「ワンケーラーシー」
「上がいバーリー」など白熱した7番勝負で行われています。
場所:南城市玉城字奥武(奥武島海岸)
問い合わせ:奥武公民館 098-948-7190
過去の映像はこちら↓
【港川ハーレー(八重瀬町)】
毎年旧暦の5月4日に漁師の「豊漁」と「航海安全」、「集落の安泰」を祈願し行われてます。
もともと港川集落の伝統行事として行われていたが、現在は町内外からも参加できるプログラムが設けられており、
多くのチームが参加し賑わいをみせています。
場所:八重瀬町港川漁港
問い合わせ:港川漁業協同組合 098-998-2261
過去の映像はこちら↓
【前兼久ハーリー(恩納村)】
毎年旧暦の5月4日に「豊漁」と「海上安全」を祈願し行われています。
1901年から100年以上の歴史のある地域の伝統行事となっています。
場所:前兼久漁港
問い合わせ:前兼久ハーリー実行委員会 098-964-2820
過去の映像はこちら↓
【宜野湾はごろもハーリー大会(宜野湾市)】
宜野湾はごろもハーリー大会は2010年を最後に開催されておらず、
2018年に宜野湾港内で8年ぶりに 開催され、翌年2019年にも開催されました。
場所:宜野湾漁港内
問い合わせ:宜野湾マリン支援センター 098-942-2200
過去の映像はこちら↓
【名城ハーリー(糸満市)】
糸満市の名城(なしろ/なーぐすく)では昔ながらの自然浜が残る北名城ビーチでハーリー行事が行われています。
名城ハーリーの歴史は400~500年は続いていると言われています。
場所:北名城ビーチ
問い合わせ:名城自治会長 090-9788-0613
過去の映像はこちら↓
【嘉手納ハーリー大会(嘉手納町)】
嘉手納ハーリー大会は、本当有数の川、「比謝(ひじゃ)川」の河口にある嘉手納漁港で 毎年旧暦の5月4日前後の日曜日に行われます。
毎年70チーム以上が出場して優勝を目指し白熱したレースを繰り広げます。
場所:嘉手納漁港内
問い合わせ:嘉手納町漁業組合 098-956-6222
過去の映像はこちら↓
【当添ハーリー(与那原町)】
当添(とうそえ)ハーリーは海の安全を祈願するために明治41年ごろから始まり、昭和39年まで開催後、
一時開催を中断。昭和54年から再び開催され現在に至ります。
場所:当添漁港内
問い合わせ:当添区ハーリー実行委員会 098-946-4960
過去の映像はこちら↓